全体図
文書(Note)とデータ(Database)を関係性でつなぎ、AIが人と同じ画面・同じ操作で直接読み書きする
連携のための追加開発を必要としない。案件・契約・議事録・規程など、あらゆる業務の文書とデータが関係性を保ったまま蓄積される。
「A社との契約、更新条件は?」
「年額1,200万円。根拠はこの合意書です」
議事録・契約書・規程・報告書など。AIが書き込み、版として残る
取引先・契約・案件・製品など。AIが行を追加・更新する
| 日付 | 種別 | タイトル |
|---|---|---|
| 05/01 | 商談 | A社 初回打ち合わせ |
| 05/10 | 契約 | A社 契約変更合意 ¥12,000,000/年 |
| 05/15 | 議事録 | 更新条件の確認ミーティング |
| 05/20 | 請求 | 10月分請求 下書き |
できること
Database・Noteが担うこと
Database — 台帳・構造化データ
顧客・案件・見積・契約など、業務の台帳をAIが直接読み書きする。台帳もフォルダも業務に合わせて設計でき、AI前提のデータ基盤を段階的に広げられる。
Note — 文書・永続データ層
通常ステートレスなLLM処理の下に、エージェントがread/write/bash/pythonでExcel・PDF・画像を更新・蓄積・参照できる永続データ層を持つ。
Relation — 台帳と文書を双方向に
文書とデータが関係性を作りながら蓄積され、台帳の1行から関連文書へ、文書から台帳へ双方向に辿れる。商談の文脈ごとデータになる。
全変更を版として自動記録
誰が・いつ・何を・なぜ変更したかを版として保存。AIとの会話そのものも記録として残り、任意の時点にロールバック可能。
プロジェクト単位の権限管理
閲覧/編集の権限が会話にも伝播。閲覧のみの人の会話はAIも読み取り専用に。権限違反を仕組みで防止する。
自然言語でデータ検索
ファイル名や保存場所を覚えていなくても、条件を話しかけるだけで意味の近い文書・データを探し出す。「値引き」で「ディスカウント」「特別価格」もヒット。
AIが人と同じ画面・同じ操作で直接読み書きする
連携のための追加開発を必要としない。AIエージェントはこの全履歴を遡り、過去のやり取りまで参照しながら次の処理を行う。以下は営業での一例。
台帳とNoteが、業務の単位を軸にひとつながりになる
案件・契約・製品・取引先など、業務の中心になる台帳を軸に、関連する台帳と根拠文書(Note)がつながる。進捗の要約・判断根拠の遡り・ドラフト生成が、そのまま会話で行える。営業なら商談、輸出管理なら製品、経理なら請求が軸になる。
実線=台帳どうしの関係、破線=台帳とNoteの関係
「読む層」と「状態を持つ層」
RAGは事前に人が入れた資料をAIが読む層。Noteは、AIが自ら書き込み、その結果が次の処理の前提になる層。読む層と状態を持つ層で役割が異なる。
1回のセッションで終わらない業務に対応
「先週のA社向け提案書に、B社向けの条件で差分を追加して」— 前回のドラフトが実体として残っているので、AIは読んだ状態から作業を開始できる。担当者間の引き継ぎも、後任者が別の会話から続きを編集するだけ。
全履歴にAIがアクセスできる
AIとの会話そのものが、記録として残る
AIとの会話が「誰が/いつ/何を/なぜ」変えたかとセットで蓄積される。AIエージェントはこの全履歴を遡り、過去のやり取りまで参照しながら次の処理を行う。以下は営業での一例。
部門横断の共同作業
同じ案件を、部門を越えて同じ場所で見る
同じ案件の台帳・Noteを、権限の範囲内で部門を越えて参照できる。部門ごとに違う質問をしても同じ文脈から回答が返るため、確認のための電話・メールが不要になる。担当変更・引き継ぎ時も、資料を作らず経緯をまとめて確認できる。図は営業案件の例。
別の角度から質問しても、同じ文脈から答えが返る
なぜ共通基盤か
個別最適ではなく、垂直統合
業務ごとにAIを置いても業務の間はつながらない。共通基盤に積み上げてこそ、次の業務・次の判断に効いてくる。
判断の根拠がベテランの頭の中に閉じ、引き継ぎで消える。点の効率化で、属人化は解消しない。
判断根拠が基盤に蓄積され、業務のどの工程からでも同じ文脈を参照。線でつながり、使うほど精度・可視化・分析が上がる。
ダッシュボード
会話で指示したデータを、その場で可視化する
定型ウィジェットの組み合わせではなく、画面そのものをAIが生成するため表現形式に制約がない。画面自体はデータを持たず、開くたびに台帳・Noteの最新内容を取得して描画。データ取得は閲覧者本人の権限で実行されるため、権限違いによる情報漏洩が起きない。図は商談パイプラインの例。
30件
19.32億円
10.99億円
67%
活用範囲
AIに任せられる範囲が拡張する
AIに質問して回答をもらうだけの利用から、AIとデータを共有して業務を進める段階へ。
継続業務
前回の続きから作業できる。提案書・見積の継続作成、1日で終わらない長期リサーチ・多段の分析もNoteに中間成果を保存して進行。
共同作業
複数人・複数部署で同じ資料を扱う。担当者間の引き継ぎは後任者が別の会話から続きを編集するだけ。引き継ぎ資料が不要に。
改定作業
規程・マニュアルの改定をAIに書き換えさせて、誤りがあれば任意の版に即ロールバック。巻き戻せる範囲までAIに任せられる。
監査対応
「AIが書いたのか人が書いたのか」が変更ごとに記録される。監査・内部統制の要求に対応。
業務アプリの例
会社に合わせて自由に設計できる
台帳もフォルダも業務に合わせて設計でき、AI前提のデータ基盤を段階的に広げられる。
